部屋とカメムシとDoobie Brothers【長】

白馬のホテルでの話。

２chでもスゴいと評判のホテル。
HPを観てもパラダイス臭が漂っているので
実はかなりの期待をして行った。

入り口ドアをくぐると、いきなりこの張り紙がお出迎え。

これは…しょっぱなから予想の斜め上を行ってくれる！

でも、カメムシって夏出るもんじゃない？？
いくらなんでも冬のこの雪深い時期にねぇ、と
同宿のOさんKさんと共に部屋へ。

いました、カメムシ…
（写真は撮ろうとしたが、グロなのでやめ）

夕食まで小一時間Kさんと私が寝ている間に
Oさんは何匹かと格闘したそうで…

夕食。
指定された場所に行くと、だだっ広いホール。
左側に食事席。奥にはビュッフェカウンター。
並ぶ客は外人さんばかりで立食パーティ状態（？）
右手にはステージにバンド楽器。
そのステージ手前には…大きな和太鼓が３つ。
不穏です。不穏すぎます。

メインは鍋。
ビュッフェに並ぶのはサラダ、レトルトミートボール、
ミートソーススパゲッティ、殻付き甘エビ刺身、白米、リンゴ。
手抜き感漂うカオス。

鍋を突つきつつ、実は初対面であるOさんとトーク開始。
こう見えてかなり重度な人見知りの私ですが
結構頑張ってこれから話しを膨らませて行こう！
…って時に突然響き渡る生バンドの爆音っ！

流れるは和風テイスト溢れるインスト曲。
どんなエフェクターかませたらこんな音がデルの？？
しまいにゃぞろぞろ人が来て和太鼓をドコドコはじめる。
しかもよく見りゃ叩いてるのさっきまで給仕してたおっさん達…

ぽか〜〜〜〜ん(ﾟ口ﾟ|||)

こうして私はOさんと会話する機会を永遠に失ったのでした…

曲が終わり、おっさんたちが仕事に戻り、
入れ替わりでオネェサン（ボーカル）が登場。
英語でのマイクパフォーマンスの後歌い始めたのは…

ビートルズ…というよりAerosmithバージョンの"Come together"

続くはDoobie Brothersの"Long Train Runnin"

なんてシブいチョイスなんだ!!私のストライクゾーンですよ!!
さらにオネェサンの歌、悪くないんです。むしろ上手なんです。
ギターの音がもうちょっとペケペケいってたらもう最高だった!!!

しかし如何せん音量とタイミングとシチュエーションが悪すぎます。

おかげで変なストライクゾーンの方に入ってしまい
ご飯食べながら笑いを堪えるのに必死…

いやいやいや、面白かった。
これがスキー後の疲れきった状態じゃなくて
心に十分なヨユウがあったのならば
もっと楽しく過ごせていたに違いない。多分。

結局泊まる事無くその後すぐにチェックアウトしたんだけどね♪

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Doobie Brothers - Listen To The Music

Listen to the music, all the time!!